プロフィール 設立趣旨 規 約 活動計画 組 織 軌 跡

優れた作品の創造には、分野の違う芸術家達がより多くの時間を共有し、その中でいかに影響を与え合うかが重要であると思われます。 「桜声舎(おうせいしゃ)」はこのような活動を実現するために発足した、若い芸術家のあつまりです。 1995年に東京藝術大学在籍の若い声楽家・作曲家によって活動を開始。 第2回演奏会は初音ホールの「年間最優秀演奏会」として表彰を受けました。 1997年からは団体名を「桜声舎」とし、活動内容を一新。顧問に高橋大海氏(東京藝術大学教授)を、講師に瀬山詠子氏(東京藝術大学名誉教授)を迎えました。 また、賛助会員の募集をはじめ、桜声舎の活動はより外に目が向け、さらにこの年、デザイナーの宮嶋有樹氏が同人として加わり、魅力的な演奏会案内も桜声舎のもう一つの楽しみとなっています。 1998年は桜声舎の作曲家以外の作品による演奏会を企画し、林光、三善晃の作品を取り上げ好評を博しました。 また、オペラの新しい日本語訳詞の創造と、その演奏法の研究にも活動の範囲を広げ 、1999年1月にはモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」(新日本語訳/宮本益光)を、2000年2月にはビゼーのオペラ「カルメン」(新日本語訳/宮本益光)をそれぞれ上演しました。