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スイスレポート番外編その3(2) |
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さて、何か固っ苦しい話になってしまいましたが、ここらで雰囲気を変えます.
25日は、お店が休みだと先ほど書きましたが、それは飲食店も同様で、探しても皆休みで、駅構内の立ち食い店くらいしか(Bar・・・バールと言います)やっていませんでした.しかし、メニューが全てポーランド語しか書いていないのと、店員もポーランド語しかわからないので、行っても何を食べさせられるのかわからなかったのと、当初から期待を裏切られていたので、これ以上に裏切られるのは怖いというのもあったので、ワルシャワの高級ホテルの一つ、シェラトンのレストランに行くことにし、クリスマスバイキングを食べたのですが、飲み放題、食べ放題で、なんと一人3000円以下で、ワインもメルローの結構うまいやつで飲み放題、食べ物は高級な、しかも多種多様な前菜から始まり、高級な(?)魚達や高級な(?)肉達など食べきれない程のメニューがあり、女の子なら喜ぶデザート達も腐るほどあり、しかもかな〜〜〜りうまかったのなんのです.
普通なら8000円は下らないであろう、バイキングでしょうが、物価の安いポーランドだからできる贅沢と言えるでしょう.
僕は当然貧乏人根性が座っているので、飲み過ぎ(ワインは一人で一本以上は飲んでいたと思います)食べ過ぎ(前菜を一通りコースを食べ終わったあとにまたつまみましたので・・・結局一人でコースを3回は繰り返していたと思います)で、フラフラしながらホテルに帰り、記憶のないまま寝てしまいました.(何してんだか・・)
しかし、切符を買うのにも英語をしゃべると全く相手にされず、あちこちをたらい回しにされたり、ひどく無愛想に相手をされるのにはだんだんガマンができなくなり、何度か喧嘩をしそうになったのですが、喧嘩しようにも言葉がしゃべれないので、らちがあきません.結局一夜漬けで必要なポーランド語を覚え、翌日から使ってみるとなんと皆態度一転.とても親切になるのです.どうも歴史的背景も大きい様なのですが、旧共産圏に行くときはやはり多少言葉をマスターした方が良さそうです.それでも日本人と知って、お金をちょろまかしたりする輩がいますからね・・・・
というわけで、今回の旅行は、当初は国外にでることすらできるのだろうかという恐ろしいものでもありましたが、ポーランドの魅力に結局ははまってしまう結果に相成りました.
ところで最後に、物価の安い国では全集モノが買い得です.
ラベルの全作品のCD全集が何と4000円弱でした.
当然、僕はいろいろ買い占めてきたのですが、結局その後、ウイーンに着いたときの僕の姿はそれはそれはお上りさんそのものでした.
ウイーンであった、友人は皆笑っていました.
車中にて
加藤 昌則
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